要介護度の受け止め方

ケアワーカーヒカル

2009年03月17日 23:26

複雑ですよ(笑)

言葉ひとつの違いで
法の解釈が間違うので
注意しないといけませんが

同業者の方は
多めに見てくださいね

そうでない方は
興味本位でご覧ください

より詳しくというのであれば
個別に対応しますので(笑)

さて

要介護度にまつわるお話させてください(笑)

この「要介護度」って

シンプルに説明すると


介護サービスを利用する際には

必ず
誰でも必要になります

介護が必要な手間(時間)を調査や
主治医の意見をコンピューター、
有識者による審査会を経て

要支援1
要支援2
要介護1
要介護2
要介護3
要介護4
要介護5

と7段階に分けるんですね
(非該当もあります)

人それぞれ、状況も環境も様々な要因が違うのですが

介護がどれくらい必要なのか

これで認定されるという訳です。


この認定によって

悲喜こもごも起こるわけです

なぜかって?

段階によって保険の限度額が違うのです

例えば、要介護度が上がった場合

要介護1の方が
要介護2になると
それだけ介護の手が前回より必要になっていると判断される訳です

心情的には悪くなった

となりますが、
利用できるサービスの回数や選択肢は
増やせることになります

逆に
要介護度が下がった場合

要介護3だった方が前者と同じ
要介護2になると
介護の手が少し、いらなくなったいう認定ですから
心情的には
良くなった
といえます

が、実際はそんな単純な話ではありません。

使っていたサービスを制限する必要がでてくるんです

制限しないと支出、お金の負担が大きくなるんです。

なので、
支出を抑えたい
利用する方からすれば

良くなったという評価は要介護度が低くなるコト
=使っていたサービスが利用できなくなる(これが当然ではありますが)

悪くなったという評価は要介護度が高くなること
=サービスを増やして介護の手を厚くする(もちろん当然)

人それぞれの受け止め方になりますね

前者のケースのように
単純に良くなったと喜べない方も
多く存在します

後者はとくに支障ありません

介護サービスに依存する、しない
このバランス感覚が気の持ちようを変えるんでしょうね

いろんなケースがあります(笑)

それぞれへの介入、

ケアマネジメント
頭が痛いです




ブログ村参加してます




関連記事